工場や学校などの各種施設における塗り床施工は、施設の使用状況に応じて、床下地のコンクリートの保護と施設ごとに現場の使い勝手を考えた施工を行います。。
現場事例:その1
作業:1
学校の廊下です。廊下もそうですが、工場や、食堂などの床にも滑り止め、腐り止めが塗られています。防水材料と同じ成分のものを塗りつけて、コンクリートを保護し、滑り止め、腐り止めの役割をします。作業:2
屋内階段も滑り止めが塗られていることが多いです。作業:3
まず、痛んだところを撤去します。浮いているところは、そのまま上から施工できません。これがなかなか大変な作業なのです。作業:4
清掃、下地処理を行い、プライマーを塗ります。全ての工事は、このプライマーから始まります。作業:5
ウレタン防水のところでも紹介してますが、材料を撒きながら、金コテで延ばしていきます。ローラー塗りでは、厚みが均一にならず、薄くなってしまいます。作業:6
階段の様な幅の狭いところは、小さいコテとハケで延ばしていきます。作業:7
滑り止め効果をだすために、全面に珪砂を撒きます。粒の大きさによってザラザラ感が違います。ここは小学校なので、大きな珪砂は転倒したときに擦り傷を起こすので、粒度の小さいものにしました。作業:8
完了です。作業:9
今回はウレタンゴムを使用して、弾力がある滑り止め効果重視で施工しました。工場や、食堂などでは、薬品を使用するので、エポキシ樹脂を使用した、腐り止め重視の塗り床が有効です。もちろん、滑り止め加工もできますよ。