現場事例:ベランダ防水のやり替え
作業:1
木造住宅のベランダです。40年以上経過しているので、ボロボロです。下の部屋に雨漏りがしています。作業:2
なんと、排水ドレンに花が咲いています。これでは水は流れません。作業:3
撤去すると、排水ドレンが花瓶の役目をして、根っこが伸びています。こういった状況は、手摺などがあり、掃除しにくいベランダに多く見られます。作業:4
水洗いです。高圧洗浄するわけにはいかないので、棒擦りで丁寧に掃除します。作業:5
ボロボロの下地を樹脂モルタルで補修します。 これだけでも効果はあります。作業:6
狭いベランダのため、ウレタン防水です。2回施工します。作業:7
出入りがあるため、滑らないようにノンスリップ仕上げです。表面がざらざらしているので雨の後も滑りません。作業:8
物干し台を戻して完了です。40年以上経過しているおうちは、結構痛みに差が出ます。何もメンテナンスしないと痛むばかりです。せめて掃除くらいはしたほうがいいですよ。
現場事例:ベランダの壁にクラック
作業:1
ベランダの壁にクラックが入っています。普段は雨が降っても濡れないところですが、風の強い吹き降りの時にポタポタ水が落ちてくるそうです。モルタルの壁は割れると水が浸入します。作業:2
シール剤で応急処置します。このシール剤はシリコン系なので、上から塗装ができません。クリア色なので、目立ちにくいので、お客様の要望で施工しました。作業:3
あくまで応急処置です。何年かは持ちますが、根本的に塗り替えをした方が、お家は長持ちしますよ。
現場事例:窓廻りから雨漏り
作業:1
窓廻りから雨漏りです。雨漏りの原因になりやすいところですね。作業:2
サッシの下側。壁との間に大きな隙間があります。この水切り金物と壁との間がガタガタしていると、吹き降りの雨などでは、雨水が逆流して浸入してきます。作業:3
鉄板屋根の壁との取り合いです。この屋根は瓦棒屋根ですが、下地が木なので、ビスで留めています。このビスが緩むと、水が入ってきます。作業:4
マスキングテープを貼って準備完了。作業:5
シール材を充填します。作業:6
水切り金物の下です。作業:7
シール材を充填します。作業:8
新たに金物の不具合を発見。一本で通していません。テープのところで繋いでいます。50年近く前の建物ですから・・・・。ジョイントをシール材で処理します。作業:9
シール材充填!!作業:10
ビスの頭もシール材充填完了!!
現場事例:新築時の防水施工ミス
作業:1
ベランダの下の部屋も雨漏りしてました。ベランダはFRP防水をしていましたが、新築の工事の際の施工不良が原因でした。新築時の防水業者さんの施工に問題があったようで、床と立上部の取り合いにピンホール(矢印の小さい穴)がありました。小さな穴でも、床に穴があると水は浸入します。よく注意してみましょう。作業:2
防水をやりかえるまでも痛んでいないので、シール剤で補修しました。